お客様の大切な資料をお預かりして40年書籍から電子メディアのバインディングまで
上製本 | ハードカバー・本製本とも言われ、糸綴じにした中身に厚紙を芯にして布や皮・紙などでくるんだ表紙を使用します。背と表紙が離れているため、境目が折れ、開きやすく見やすいという長所があります。表紙は中身よりもひとまわりほど大きく、そのため中身を保護することができます。 | |
---|---|---|
簡易製本 | ソフトカバーとも言われ、数種類の方法があります。 | |
くるみ製本 | 中身と表紙を別に作り、一枚の表紙で表裏をくるむ方式です。文庫本や単行本などに使われるもっとも一般的な製本方式。 | |
リング製本 | 中身にバインダー孔を空け、リングで綴じる方式です。書類・マニュアルなどに使われます。 | |
中とじ製本 | 表紙と中身をまとめてホチキス針でとめる方式です。週刊誌などに使われています。 | |
二つ折り製本 | 観音製本とも言われ、1枚ずつ折って貼り合せ、折り山を糊付けする方式です。図面などに使われます。 |
原稿を綴じるとどうしても三方のヘリ(小口)にバラつきが出ます。小口をきれいにするためには三方を切り込むことを化粧立ちといいます。各小口とも2mmほど切り込みますので、あらかじめ余白は十分余裕を持たせ、きれいにレイアウトして下さい。
また、綴じ代は、1.5〜2cmくらいの余白が必要です。あまり原稿用紙の際までプリントアウトしてあると、綴じ代に近い文字が見にくくなってしまいます。
本文が縦書きの場合、綴じ代は右側になります。
本文が横書きの場合、綴じ代は左側になります。
論文製本や中身の厚さが薄い場合、張り込みの多い資料を綴じる場合は背が平らな平背の製本となります。
中身が薄い原稿の場合は、丸背を指定されても丸みが出ません。
原稿の厚みが2cm以上の場合は、背が丸い「丸背」となります。開きがよいのが特徴です。