お客様の大切な資料をお預かりして40年書籍から電子メディアのバインディングまで
近年の電子記録メディアの移り変わりは非常に早く、現在使用されているデータフォーマット、読み取り装置は今後数十年後も利用可能かというと、その保証が無いというのが現状です。その中でマイクロフィルムは、長期的情報保存方法として、重要な記録メディアといえます。
撮影したフィルムが破損・汚損することを防ぐため、通常オリジナル・フィルムは保存しておき、複製(デュープ)を作成して利用します。
期待寿命は、ISOで定める標準環境下の場合PET500年といわれ、重要な資料に向いています。公文書の保管などにも多く使われます。
原図をそのまま複写した物であり、データの書き換えが不可能な点から、法的証拠能力に非常に優れています。
国際的にも規格化・標準化されており、互換性が保証された信頼性の高いメディアです。システム(ハード・ソフト)への依存性が低いので後々まで安心です。
大変高い解像力を持っており、小さな面積に多くの情報を記録することが可能であるため、大量データの記録に向き、省スペース性に優れています。
別々の場所で分散管理する事で、突然の災害などから情報を守ることができます。